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最近、女性にトレンドな街・恵比寿駅から駒沢通りを下り、山手通りを通り過ぎ坂を上った中程右手に、この建築は見えてくる。私のブログも今回で200回を迎えました。 都心から離れた旧アメリカン・スクールの跡地に建つ、1966年に竣工した旧千代田生命本社ビル(延べ床面積51.636u)である。千代田生命が2000年に経営破綻し資産処分の際に、目黒区が購入する。その後、2003年に総合庁舎として「既存のデザインを出来る限り残す」ことを基本方針とした改修、構造的な検討による耐震補強等も行われ庁舎公共施設として、殆ど姿を変えずに生まれ変わっている。設計は村野藤吾75歳の作品である。 敷地の高低差を利用して造られた池を中心にして、「コの字型」に本館・別館・広場(現在は駐車場)が配置されている。メイン・エントランス(3階部分)には軽快で特徴的なキャノピーが架けられ、坂道を上り訪れる来訪者を優しく迎えている。 印象的な鋳物として型抜きされたルーバーのアルキャストが連続して外壁を覆い、テッセラを仕上げとする妻側と対峙・共生させている。アルキャストが創り出す光と影の陰影がこの建築の外観を特徴付け周囲の環境に馴染ませている。 屋上広場として使用された場所も、現在は庁舎を訪れる区民らの駐車場として利用されている。アルキャストで覆われた外壁と対照的に、壁で覆われ連続する横長開口部が見える正面建築は3階メイン・エントランスの玄関ホールである。 現在、来庁者に利用されている駐車場(旧屋上広場)から別館正面を見る。アルキャストとテッセラの二つの材質・材料の質感により、創り出されたファサードの端正な構成が、よりこの建築の品格を高めているいる様な気がする。 別館を妻側方向から見ると二つの材質・材料の質感の違いを良く比較できる。妻側壁面は両サイドの壁と中央部分の壁は同じテッセラを張り込んでいるが、材質感を生かし、仕上げ方を変えて陰影を与え建築に上品さを創り出している。 グランドレベルで本館方向を見ると屋上広場の下が駐車場になっているのが分かる。本来は右手奥の社員用エントランスへ向かうアプローチであり、キャノピーのある来客用メイン・エントランスと明確に分離された動線になっている。 裏側の通りから本館側を見ても基本的な外壁の構成要素であるアルキャストとテッセラで仕上げられている。駒沢通りから見える表情とは、また違ったものを見ることが出来る。ここではアルキャストのコーナーの納まりを変えている。 本来の3階・来客用メイン・エントランスの軽快なキャノピーである。アルミ製円柱に支えられた有機的な形態を持つキャノピーを通り、招かれた来訪者たちは玄関ホール・ロビーで出会う静謐な雰囲気が醸し出す空間を体験することになる。 ここは別館妻側壁面コーナーである。妻壁・テッセラの仕上げ方の違いがスリットを通して変化しているのがわかる。アルキャストとの納まりも明快。テッセラ壁の地面に続く仕上げ方は地表から建上がる村野の得意とする納め方である。 鋳物として型抜きされたアルキャストの特徴有る形態を見る。素材の見せ方を変えたテッセラと共に、角に丸みをつけたルーバーは日除け機能より、外観を創り上げる決定的な建築要素になっている。村野藤吾は使用する材料をどう見せるかを徹底的に検討し、素材表現の可能性に挑戦し続けた建築家だったのではないだろうか。また、避難施設として非常階段を建築内部に設けた為、スモーク・スタック(煙を高速で排出する装置)を日本で最初に採用した先駆的な建築でも有る。次回は内部を見てみましょう! 人気ブログランキングへ |
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みなさん仕事はうまくいってますか?
みなさん仕事うまくいってますか?コジブラは、今のところ・・・昼間の仕事はうまくいっています。 ...続きを見る |
ブログアフィリエイトで月収を超える方法(... 2010/04/03 00:19 |
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