木と建築への旅〜高橋正勝のブログ

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zoom RSS 鉄筋コンクリート造の建築-1:根切り・山留め工事

<<   作成日時 : 2015/10/09 23:55   >>

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計画から3年の時を経て、着工した鉄筋コンクリート造4階建ての貸店舗を備えた二世帯住宅新築工事である。これから9か月程の工事がスタートした。

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1年近い設計期間を掛けた計画は、行政・消防・近隣説明及び確認検査機関等の調整や打合せを進めて確認済証を取得、地鎮祭も終えて、漸く着工となった。建物中心線の白いテープを基準にアスファルトの解体作業が始まる。

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敷地既存アスファルトは作業性と経済面から残し、基礎外周部に山留めの親杭となるH形鋼分をプラスしてカッターで切り込む。アースオーガーで掘削した穴に固定剤を注入してH形鋼を落し込む作業の山留め工事は重要である。

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1.8mの地中梁を施工する為に2.0m程度地面を掘り、長さ4.5m程のH形鋼42本を落し込む予定である。「H形鋼の位置出し→穴の掘削→固定材の注入→H型鋼の落込み」の作業が900mmピッチ毎に繰り返されて工事は進行する。

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レベルを揃えた親杭4.5mのH形鋼の落込みは予定通り42本で完了した。切込まれたアスファルトの間に杭頭の列が見える。作業台的に活用したH形鋼に囲まれたアスファルト部分は処分に考慮して、細かく解体し除去する事にした。

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アスファルトの除去作業も終わり基礎底盤レベルの根切り掘削が行われている。道路及び隣地境界絡みは小型重機、土の排出には大型重機を利用し作業は順調に進む。積上げられた矢板は、H形鋼の間に1枚ずつ積重ねられる。

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H形鋼と矢板による山留め工事が完了し、根切り底レベルの底盤を確認し、砕石を投入してランマーで転圧してゆく。レベル測定器で確認した耐圧盤と地中梁等の底盤基準となる捨コン打設時のレベルは木杭を打込みながら進む。

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天気にも恵まれ、捨コンの打設も天端を金鏝で調整しながら進み完了間近である。着工から2週間程で基礎の下地工事を終える事が出来た。耐圧盤や地中梁の鉄筋加工も同時進行し、いよいよ本格的な本体の躯体工事が始まる。

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今回の根切・山留め工事は開削工法で、H形鋼横矢板(親杭横矢板)を山留め壁として設ける山留めオープンカット工法を採用している。地盤が安定している層で適した最も一般的な工法であり、限られた敷地内を有効に活用して外周部の矢板も型枠となる事でコストも抑える事ができる。これから工事進捗に合わせて、更新して行きたい。

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