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zoom RSS 鉄筋コンクリート造の建築-2:基礎耐圧版工事

<<   作成日時 : 2015/10/19 23:55   >>

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山留め工事も完了し、捨コン上に地中梁の墨付けも終え加工された鉄筋が搬入されている。捨コン上に墨出しされた赤(柱位置)と黄(地中梁位置)が鉄筋から垣間見える。耐圧版の厚さは構造計算により三ブロックに分け施工する。

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耐圧版と地中梁の鉄筋配筋も進み基礎工事の全体を徐々にではあるが確認する事が出来る。今回の計画では鉄筋量が一番が地下に埋もれてしまう耐圧版と地中梁である。目に見えない部分こそ、堅実な現場監理が必要である。

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搬入可能な長さで加工された鉄筋で、柱や梁で長さが必要な場合には現場でガス圧接が行われる。ガス圧接は鉄筋を突合わせ圧接器で挟み固定し加圧器で圧接を始める。接合部が膨らみ赤熱状態の部分が規定通りか確認する。

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圧接工事は圧接継手の規定長さとして鉄筋の直径の1.1倍以上が必要である。耐圧版の鉄筋配筋は直行するダブル配筋@200oとされた上端筋と下端筋は、二種類のバーサポートを設置して定着長さを確認し結束線で固定する。

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直径600oの人通口も補強筋がされている。構造計算に基づく耐圧版・地中梁の鉄筋配筋も完了し、配筋検査も終え耐圧盤のコンクリート打設である。耐圧版と地中梁の鉄筋も建築物を支える為、打設後地下に隠れてしま場である。

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耐圧版の厚さは三ブロックに分けられてコンクリートが打設される。地中梁下部左手と右手のセキ板が打分け部分となり、左から(厚)300o、450o(打設中)、350oの耐圧版となる。40分毎に生コン車が到着し、打設が進んでいる。

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バイブレーターを駆けながらコンクリートを流し込み、耐圧版の天端が水平になる様にトンボや鏝で均しながら打設作業も順調に進み、予定通り終える事が出来た。右手の地中梁下部のセキ板が耐圧版の厚さの異なる分岐点である。

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基礎地中梁に設置された直径600oの人通口には補強筋が菱形に組まれ、型枠を組む時に円筒管を挟み込み打設される。地中梁の鉄筋は建物中央部分が一番大きく、梁幅1.0mは上端筋・下端筋共D29x20で合計40本となっている。

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建築工事では一般的に建替え時の解体工事費や地盤調査結果により必要となった地盤補強工事費等は余り歓迎される事は無い。限られた予算の中で考えれば、これらの工事は建築物として目に見える事が無く、どうしても人の目に見える設備や仕上げ材等に工事費を掛けたくなる心情は良く理解できる。しかし、後から出来ない場所こそ手を抜かずにしっかりと工事をしなければならないと常日頃思っている。見える部分は後から張替える事や交換する事も取替える事も可能である。

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