木と建築への旅〜高橋正勝のブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS 鉄筋コンクリート造の建築-4:1階壁立上り/2階スラブ・梁型枠工事

<<   作成日時 : 2015/11/28 23:55   >>

ナイス ブログ気持玉 7 / トラックバック 0 / コメント 0

1階壁立上りの型枠を2階床スラブ・梁上まで建て込み、外周部が終わったら桟木とフォームタイの間に単管を挟んで固定する。コンクリート打設時の漏れや躯体出隅の欠けを防ぐ為、必要に応じて型枠入墨に面木を入れる(ピン角の場合は入れない)。

画像

1階外周部の壁立上がりの建て込み、雑壁の配筋、開口部型枠の設置が進み、セパレーターとPコンで壁厚を調整し返し型枠が建て込まれいる。内付けサッシの開口部の型枠には「上・左・右」の三方向にアンコ材、「下」に水勾配を忘れない様に付ける。

画像

返し壁建込前の内側を見れば、開口部型枠とスリーブ管の廻りには斜めの補強筋が入れられ、内外鉄筋にドーナツ型のスペーサーが設置されている。Pコンにはセパレーターがねじ込まれ、オレンジ色のCD管、入隅部分には黒色のスリットも設置されている。

画像

道路側に面した住居へのエントランス・エレベーターホール及び外部階段部分である。雨天時でも車の乗降を考慮して階段部分より上階のオーバーハングにより出来るビルトイン車庫へのアプローチも確保されている。細かな部分への配慮が欠かせない。

画像

鉄筋コンクリート造の難しい工事は階段ではないだろうか?内部が狭い上に細かい鉄筋が多数入り、型枠が複雑である。階段傾斜に合わせて段裏を張り、階段に合わせて加工された稲妻筋も組み込まれ、蹴込みと踏み面を型枠で蓋をすれば完了である。

画像

柱部分の型枠が組み込まれれば単管・桟木・フォームタイで固定し、コーナー部分は打設時のコンクリートの重量から側圧を受け角が開かない様に、単管の上からチェーンで角締めをする。現場にはスラブや梁を支えるパイプサポートが搬入されている。

画像

壁立上りと返し壁組込みも進み、2階の床スラブ・梁型枠が支保工で支えられている。レベル調整しながら梁型枠からスラブ型枠組みを終え、梁の配筋を行い梁型内に鉄筋を落とし込む。スラブ配筋は定着を取りながら既定のピッチで鉄筋を並べて行く。

画像

床スラブ・梁の配筋もほぼ完了している。給排水設備の配管経路から梁貫通口の設置は終えており、電気配線の床スラブ上での最終的な逃げ配管の工事を待つばかりである。外部への露出配管を避ける為、設備関連の計画は十分な検討が必要である。

画像

特定工程の配筋検査を翌日に控えて現場は順調に進んでいる。コンクリート打設後は存置期間4週間を一工程として、外周部壁立上がりと返し型枠は中一日で脱却し、支保工で支えられた床スラブと梁型枠は4週後に脱却する予定である。打設前にはコンクリート受け入れ検査として、「スランプ試験」、「空気量試験」、「塩分濃度・温度測定」等を行い、コンクリート強度試験用供試体(テストピースト)の作成等を経て問題が無ければ打設となる。

人気ブログランキングへ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 7
ナイス ナイス ナイス ナイス
面白い 面白い
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
鉄筋コンクリート造の建築-4:1階壁立上り/2階スラブ・梁型枠工事 木と建築への旅〜高橋正勝のブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる