木と建築への旅〜高橋正勝のブログ

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zoom RSS 三徳山三佛寺奥院投入堂

<<   作成日時 : 2016/02/14 23:55   >>

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鳥取県の三朝温泉より三朝川を遡った標高約900m程の三徳山を境内とする天台宗の古刹・三佛寺(さんぶつじ)は日本で一番参拝が難しいといわれる仏堂の「投入堂」(国宝)を持つ山岳寺院である。

屋根の様に突出した断崖に建つ小さな懸造の建築物は岩窟に投げ入れられた様な形姿から投入堂と呼ばれている。蔵王権現を祀り、東側に小さな愛染堂が繋がり、境には格子の衝立が庇柱の外まで延びている。桁行1間、梁行1間、切妻造りの身舎(もや)の正面と右側側面に庇と縁を付け、正面流造りの檜皮葺屋根の両側面に縋破風による小庇が設けられている。

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急峻な断崖に嵌め込まれた小さな建築物の床下では、岩盤の地形に合わせ異なる長さで支える柱に不規則な方杖が打ち付けられている。宙吊り状態の険しく厳しい環境の中でも、緊密で安定したその姿はおおらかで変化に富みリズミカルな構成を見せている。蔵王権現像の奉祀が仁安3年(1168年)の記載のある願文から投入堂建立も平安時代後期と推定されている。

三佛寺は阿弥陀・釈迦・大日の三尊を安置した事で言われる由来である。麓の輪光、正善、皆成の三院から本堂の裏の宿入りから橋を渡り背後に聳える急峻な北斜面に点在する文殊堂、地蔵堂、納経堂を巡り投入堂に辿り着く行路は木の根や岩を登る険しい修行の場所である。投入堂を目指す参拝登山の希望者は入山の際に服装や靴等のチェックを受け入山許可が必要である。

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