「丸ビル」と「新丸ビル」
「丸の内マンハッタン計画」により新たな風景を見せる東京丸の内周辺は、1890年に陸軍省用地を政府から払い受けた「三菱」が三菱一号館(ジョサイア・コンドル設計)建設以来、日本ビジネスの中心街として発展してきた場所である。
東京駅丸の内出口を出ると皇居へ向かう「行幸通り」を挟んだ角地に聳え立つ超高層ビルは、向かって左手が昭和戦前期を代表するオフィスビルを建替え2002年8月に竣工した「丸ビル」、右手が2007年4月竣工の「新丸ビル」である。
「丸ビル(丸の内ビルディング)」は延べ床面積およそ16万㎡、高さ179.2m、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下4階・地上37階建ての超高層ビルである。高層部分は日差しの遮蔽から二層毎に区切られた縦リブが陰影を見せる。
低層部分はファサード構成と軒高31mにする事で「旧丸ビル」のイメージを継承している。ビル内にはショッピングゾーン、レストランゾーン、インタラクティブゾーン、オフィスゾーン、レストランゾーンの施設が下層階から上層階へと積重なる。
「新丸ビル(新丸の内ビルディング)」は「丸ビル」より少し規模が大きく、延べ床面積およそ195千㎡、高さ197.6m、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下4階・地上38階建ての商業・オフィス施設を備えた複合の超高層ビルである。
低層及び高層部分共「丸ビル」の高さやボリューム感を合わせている。対峙する「丸ビル」と同様に高層部を縦グリットでプロポーションを合わせ彫りの深い表情を見せる「新丸ビル」も、低層部では閉ざす事無く開口部を連続させている。
通りに面して2層分を壁面後退させ提供された回廊空間には、「丸ビル」とは異なり囲う事無く鉄骨の構造形状を剥き出しにした柱が連続している。地下1階から地上7階が商業ゾーン、10階から37階がオフィスゾーンに区分されている。
剥き出しの形状を見せる鉄骨柱を覆うアルミ型材の表面には、皮膜と焼付け塗装の色むらを無くすために小さな突出物・ドットが施され微妙な陰影を見せる。暖色系のタイルで覆われた「丸ビル」とは対照的な仕上げ様相を見せている。
「行幸通り」は東京駅をバックに両サイドに聳える「丸ビル」と「新丸ビル」を眺めながら外国大使等が就任した時に馬車で皇居へと向かう道である。皇居へ向かう道すがら、丸の内界隈の印象は「外国大使の眼」に如何に映るのだろうか?「丸ビル」の施工は大林組、清水建設、竹中工務店、鹿島建設、三菱建設他JVで、総事業費約900億円の「新丸ビル」の施工は竹中工務店単独である。
丸の内の再構築を目指して約80者の地権者が「大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会」を設置し、地権者による街づくりに対する理念の協定が結ばれている。現在は東京都やJR東日本等も含めた官民一体で街づくりが進められており、丸の内エリア内に30数棟のビルを所有する三菱地所が中心的な役割を担っている。
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東京駅丸の内出口を出ると皇居へ向かう「行幸通り」を挟んだ角地に聳え立つ超高層ビルは、向かって左手が昭和戦前期を代表するオフィスビルを建替え2002年8月に竣工した「丸ビル」、右手が2007年4月竣工の「新丸ビル」である。
「丸ビル(丸の内ビルディング)」は延べ床面積およそ16万㎡、高さ179.2m、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下4階・地上37階建ての超高層ビルである。高層部分は日差しの遮蔽から二層毎に区切られた縦リブが陰影を見せる。
低層部分はファサード構成と軒高31mにする事で「旧丸ビル」のイメージを継承している。ビル内にはショッピングゾーン、レストランゾーン、インタラクティブゾーン、オフィスゾーン、レストランゾーンの施設が下層階から上層階へと積重なる。
「新丸ビル(新丸の内ビルディング)」は「丸ビル」より少し規模が大きく、延べ床面積およそ195千㎡、高さ197.6m、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下4階・地上38階建ての商業・オフィス施設を備えた複合の超高層ビルである。
低層及び高層部分共「丸ビル」の高さやボリューム感を合わせている。対峙する「丸ビル」と同様に高層部を縦グリットでプロポーションを合わせ彫りの深い表情を見せる「新丸ビル」も、低層部では閉ざす事無く開口部を連続させている。
通りに面して2層分を壁面後退させ提供された回廊空間には、「丸ビル」とは異なり囲う事無く鉄骨の構造形状を剥き出しにした柱が連続している。地下1階から地上7階が商業ゾーン、10階から37階がオフィスゾーンに区分されている。
剥き出しの形状を見せる鉄骨柱を覆うアルミ型材の表面には、皮膜と焼付け塗装の色むらを無くすために小さな突出物・ドットが施され微妙な陰影を見せる。暖色系のタイルで覆われた「丸ビル」とは対照的な仕上げ様相を見せている。
「行幸通り」は東京駅をバックに両サイドに聳える「丸ビル」と「新丸ビル」を眺めながら外国大使等が就任した時に馬車で皇居へと向かう道である。皇居へ向かう道すがら、丸の内界隈の印象は「外国大使の眼」に如何に映るのだろうか?「丸ビル」の施工は大林組、清水建設、竹中工務店、鹿島建設、三菱建設他JVで、総事業費約900億円の「新丸ビル」の施工は竹中工務店単独である。
丸の内の再構築を目指して約80者の地権者が「大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会」を設置し、地権者による街づくりに対する理念の協定が結ばれている。現在は東京都やJR東日本等も含めた官民一体で街づくりが進められており、丸の内エリア内に30数棟のビルを所有する三菱地所が中心的な役割を担っている。
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