テーマ:村野藤吾の建築

箱根プリンスホテル~村野藤吾の建築

箱根芦ノ湖湖畔に建つ「箱根プリンスホテル」は竣工36年を迎えている。 チェックインを済ませた宿泊客が必ず通る大歩廊「花道」の天井である。両側から天幕を巻き上げた様なツキ板曲面が創るスリット天井は金色下地に花柄プリントされたアルミ箔が貼られ間接照明から受けた光により宿泊棟へと導いている。 銅版平葺屋根の東西に幅広くテラスの…
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旧日本興業銀行本店~村野藤吾の建築

南北に長い変形敷地に計画され、1974年(昭和49年)に竣工した村野藤吾83歳の作品である。 東京・丸の内一丁目のビジネス街の中心に位置し、地下鉄三線が交差する大手町駅から至便な距離にある本店ビルである。全景を北東側から見ると全体の「1/3」が窓の無い15層分の巨大壁面を占める特異な建築である事が分かる。 敷地形状に合わ…
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八重洲 ダイビル(旧大阪ビル)~村野藤吾の建築

東京駅から程近い八重洲通りに建ち、屋上庭園を持つオフィスビル(施工:鹿島建設)である。 外観を特徴付ける縦九層に伸びる御影石の柱型に挟まれたフラワーボックスである。アルキャストのスパンドレルで造られた窓廻りの2階窓下に吊されたフラワーボックス、モザイクタイルで装飾された壁面パネルが各柱間に連続している。 交差点の対角から…
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京橋三丁目ビル~村野藤吾の建築

中央通りと鍛冶橋通りが交わる交差点に建つ村野晩年の作品も周辺の再開発の波を受け解体が始まります。 東京メトロ・銀座線京橋駅を降り3番出口から出るとこの建築に出会えるが、既にビル内は空き家となりエントランスにこの「解体のお知らせ」が掲示されていた。今月から工事は始まりアスベスト除去を含め来年3月末には、もうこの姿は無い。 …
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森五ビル(現・近三ビル)~村野藤吾の建築

渡辺節建築事務所で修行を積んだ村野藤吾が独立後に手掛けた最初の作品である。 1992年(平成4年)築後60年の全面改修で、上下開閉窓のジュラルミンサッシから縦軸回転窓の鋳物アルミサッシに更新、タイルは既存タイルよりひと回り小さい二丁掛けに張替えられたが、均整のとれた当時からの外観は変わらない。現在の建築基準法の規制を受け「非常用進…
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日生劇場の魅力3~村野藤吾の建築

劇場の扉を開くとそこは異次元空間が広がっていた。 劇場ホール内部はモザイクタイル貼りの壁面も、紫色の石膏下地にアコヤ貝貼りの天井も曲がりくねった曲面で構成されており、石貼りの端正なプロポーションを見せる外部から意表を付く様な別世界の内部空間を見せている。 舞台から天井を見上げると、サメが口を開いた様にシーリング投光室とピ…
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日生劇場の魅力2~村野藤吾の建築

日本生命日比谷ビルにある日生劇場の内部を見学しましょう。 前回に続いて内部は2回に分けて内部を見てみよう。ここはエントランス部分で、長谷川路可デザインの一枚一枚形の異なる砕石タイルをモザイクタイルとして貼り込んで仕上がられた床が来場者をコミカルに迎え入れている。 エントランスホールのアルミ型押し材で仕上げれらた天井を見上…
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日生劇場の魅力1~村野藤吾の建築

「村野藤吾研究会・第三回シンポジュウム」に参加し、日比谷通りに面して帝国ホテルの向かいに建つ劇場を内包する複合ビルを見学してきました。 正式名称は「日本生命日比谷ビル」で、日生劇場を取り込み外観からは劇場が内在することをイメージできないこの建築は1963年竣工の建築家・村野藤吾の作品である。竣工当時は隣にフランク・ロイド・ライト設…
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旧千代田生命本社ビル・内部編~村野藤吾の建築

前回に続き、今回は旧千代田生命本社ビル(現目黒区総合庁舎)の内部を見てみよう。 有機的な形態のキャノピーを通り抜け玄関ホールに入ると、全く別世界の空間を体験することになる。大理石で仕上げられた床・壁・柱は両サイドの地窓と天井の円形のトップライトから導かれる光により反射して、ホテルのロビーの様な空間に淡い光を醸し出している。竣工当時…
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旧千代田生命本社ビル・外部編~村野藤吾の建築

最近、女性にトレンドな街・恵比寿駅から駒沢通りを下り、山手通りを通り過ぎ坂を上った中程右手に、この建築は見えてくる。私のブログも今回で200回を迎えました。 都心から離れた旧アメリカン・スクールの跡地に建つ、1966年に竣工した旧千代田生命本社ビル(延べ床面積51.636㎡)である。千代田生命が2000年に経営破綻し資産処分の際に…
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横浜市庁舎~村野藤吾の建築

横浜・関内駅前に柱と梁を現し煉瓦タイルを充填した1959年竣工のこの庁舎がある。 コンペの最優秀案で選ばれた建築であり、「世界平和記念聖堂」、「早稲田大学文学部校舎」と同じ手法で外観デザインは構成されている。鉄筋コンクリート造の柱と梁を外壁に現し、濃淡二色の煉瓦タイルをランダムに混ぜ合わせて貼込んだ壁面、ガラス窓、バルコニーの三種…
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原村歴史民族資料館(八ヶ岳美術館)~村野藤吾の建築

八ヶ岳山麓・唐松林の中に半円形屋根の重なったこじんまりとした美術館がある。 建築家・村野藤吾が設計した「八ヶ岳美術館(原村歴史民族資料館)」である。彫刻家・清水多喜示が作品を出身地・原村に寄贈したことで、その展示を目的に計画された美術館である。建物は外壁をセメントブロックを素地で仕上げ、防水処理を施したプレキャストコンクリートの半…
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