テーマ:横浜

金沢区総合庁舎~槇文彦の建築

竣工から40年を迎えた横浜市金沢区に建つ区役所・消防署・福祉事務所・水道局・公会堂を兼ね備えた鉄筋コンクリート4階建ての総合庁舎である。 国道16号線沿いに位置する庁舎は中央の広場を囲む様に南西側にL字型の事務棟、北東側に公会堂を建てる事で周辺環境に配慮した構成をとっている。外部階段だった南西部分は後年に行われた増改築で建設当…
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横浜赤煉瓦倉庫~妻木頼黄の建築

長い間放置されていたロマネスク風「赤煉瓦倉庫」は横浜港の歴史的シンボルとして改修工事が行われ、2002年春に新たな装いでオープンしている。 明治時代当時の三大建築家の一人だった妻木頼黄(大蔵省臨時建築部)が設計した碇聯鉄構法による建造物で、手前の1号倉庫が1913年、後方の2号倉庫が1911年竣工のロマネスク風建築を連想させる3階…
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みなとみらい線・馬車道駅~内藤廣の建築

1985年の事業計画からおよそ20年の時を経て、2004年2月に開通した横浜駅から元町・中華街を結ぶ全長4.1kmにある5区間の駅の一つである。 横浜市・神奈川県・日本政策投資銀行・民間企業等が出資し設立された第三セクター「横浜高速鉄道」が主体となり、市や鉄道建設公団等の専門家により運営されたデザイン委員会が各駅の設計者と協力し検…
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横浜税関~クイーンの塔

「横浜三塔」の一つとして数えられる東京税関から1953年(昭和28年)に分離し設置され、東京税関の管轄外の太平洋側地域(宮城・福島・茨城・栃木・神奈川・千葉(一部除く))を管轄する税関である。 緑青色のドームが本関庁舎のシンボルマークであり「クイーンの塔」で知られている。県庁舎の「キングの塔」、横浜開港記念会館の「ジャックの塔」と…
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横浜・万国橋~水辺の景色

横浜税関を通り過ぎ、赤煉瓦倉庫へ向かう途中の川辺から万国橋方向を眺める「横浜・みなとみらい」地区のビル群の風景である。 高層ビル左から「日石横浜ビル」、「横浜銀行本店」、「横浜ランドマークタワー」、「三菱重工横浜ビル」、「クィーンズスクエア横浜」、「横浜メディアタワー」が続き、「横浜メディアタワー」そして右端上部に「大観覧車」がパ…
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横浜銀行協会(旧横浜銀行集会所)

横浜に本店・支店を開設している銀行の親睦の為に建設された集会所である。 この集会所は4代目の建築である。大熊喜邦と林豪蔵の共同設計の作品で1936年(昭和11年)に竣工している。1965年に増築された4階部屋上の手摺が少し気になるところである。建築はほぼ正方形で県庁通り側から見る正面には7本の柱が3階(2本は2階から)まで通り、柱…
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三井物産横浜ビル

横浜の県庁通り周辺では多くの歴史的建造物を見る事が出来る。 ここ日本大通りには「日本初」の全鉄筋コンクリート造のオフィスビルが、横浜に縁のある建築家:遠藤於莵設計により1911年(明治44年)に竣工(一号館)している。向かって左側が最初に完成した一号館、エントランスを含む右側が16年後の1927年(昭和2年)に完成した二号館である…
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神奈川県庁本庁舎~「キング」の塔

4代目庁舎であるこの建築は「ジャックの塔」に対抗し塔を含めた外観デザインを求め、1926年に行われた設計コンペの一等案(応募総数398件)である。 当初県土木課で計画された設計案に対して議論がなされ、急遽行われた外観デザインを競うコンペに当選したのが東京市電気局技手の小尾嘉郎案である。日本の伝統的な建築要素を西欧的な建築に混ぜ合わ…
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横浜市開港記念会館~「ジャック」の塔

国道133号線通称県庁通りに建つ赤レンガと白い花崗岩のコントラストが特徴的な公会堂建築である。 大阪の中ノ島公会堂と共に大正期の二大公会堂建築として知られるこの「開港記念横浜会館」(竣工当時の名称)は「キングの塔」を持つ神奈川県庁を挟んで南側の「ジャックの塔」、北側・海岸通り沿いに横浜税関の「クイーンの塔」が建ち並んでいる。外壁の…
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横浜海岸教会

横浜の大桟橋通り・海岸通り・山下公園通りが交差する開港広場に面して建つ教会である。 日本で最初のプロテスタント教会である。来日した宣教師2名が布教のために1871年に石造の小会堂を建て、4年後の1875年に大会堂を建て「日本基督教会・横浜海岸教会」と総称したことを始まりとしている。現在の教会は関東大震災で焼失した跡地に再建(193…
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旧マルタンビル~磯崎新の建築

横浜・関内駅尾上町交差点に建つランドマークである。 良く目立つ商業建築であるが、設計者が磯崎新だと言うことを知る人は少ないと思う。もしかしたら本人も忘れているかもしれないが、、、。もともとは文具・事務機器メーカーの本社であったが、今はオーナーも変わっている。 竣工時の様相から一部、低層部と高層部の色に変更が見られるが、外…
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解体復元工法~旧川崎銀行横浜支店

歴史的建造物に対する保存問題の1つの回答になっているのではないだろうか? 横浜・馬車道通り、旧横浜正金銀行本店(設計:妻木頼黄)の道路を挟んだ隣に建つ歴史的建造物である。1922年に矢部又吉(経歴は’07.03.06ブログ参照)により設計され、関東大震災や戦災を乗り越えたルネッサンス様式の石造建築である。1985年に解体が検討され…
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山下公園から見えるもの?

緑に囲まれた横浜・山下公園から見える風景は360度パノラマで昼夜問わず様々である。 横浜のシンボルとして長年存在してきた「マリンタワー」が、運営会社の経営不振により、2006年12月25日に「氷川丸」と共に営業を終了している。「マリンタワー」は横浜市に、「氷川丸」は日本郵船に譲渡され、今後は個別に運営が再開される見込みである。 …
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神奈川県庁新庁舎~坂倉準三の建築

完成当時は巨大な庁舎でしたが、、、。 1966年竣工した神奈川県庁新庁舎は鉄骨鉄筋コンクリート造?地上12階・地下1階・延べ床面積37000㎡の巨大な建築である。建築基準法の高さ制限(31m)が無くなり、いち早く建設された高層建築である。本庁舎側(メインエントランス側)から見た外観であるが、階段室・エレベーター室・化粧室等の設備関…
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紅葉ヶ丘の建築群~前川國男の建築

横浜・紅葉ヶ丘には前川國男設計の建築群が時を経て存在しています。 「神奈川県立音楽堂・図書館」(1954年竣工)、「神奈川県青少年センター・ホール」(1962年竣工)と続いた計画の最終章として「婦人会館」「青少年会館」が駐車場を囲むようにして、建ち並んでいる。1965年に「婦人会館」、1966年に「青少年会館」がそれぞれ鉄筋コンク…
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神奈川県青少年センター・ホール~前川國男の建築

紅葉ヶ丘の総合文化センターの一角を占める建築である。 1954年11月竣工の「神奈川県立音楽堂・図書館」と同様、隣接する敷地に1962年完成したこの建築もバブル期に解体の危機にあっているが、反対運動とバブル崩壊により難を免れた作品群である。設計は前川國男で一連の紅葉ヶ丘建築群を担当している。現在の建物は前川建築設計事務所の設計監理…
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海に浮かぶ「ウッドデッキと芝の丘」~横浜大さん橋(外部編)

横浜港に出来た「ウッドデッキと芝の丘」が客船を迎え入れています。 横浜港のシンボルとして長年親しまれてきた大桟橋埠頭の再開発事業の一環で、1994年に「横浜港国際客船ターミナル国際建築設計競技」として開催され、応募登録3200件、応募作品数660点(国内336件、海外324件)の日本コンペ史上最高となった設計競技の中から、1995…
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造船所の遺産~エアーコンプレッサー

「横浜・みなとみらい」の日本丸メモリアルパーク近くに、横浜の造船所の歴史を語る遺産がありました。 遠くから見るとSLかな?一体なんだろうと思って近づくと、1918年製の「エアー・コンプレッサー」だった。三菱重工の跡地でもあり造船所として歴史的な場所だったので、歴史の資料として、屋外に保存展示されている。しかし、人々の往来からは余り…
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旧横浜正金銀行本店~妻木頼黄の建築

ヨコハマ馬車道通りに、現在は「神奈川県立歴史博物館」として建っている。 この建築はレンガ石造地上3階・地下1階の規模で1904年に竣工している。巨大ドーム、コリント式1,2階を貫く大オーダーのダイナミックな構成はまさにミケランジェロが始めたバロック様式である。ライバル・辰野金吾に対抗した訳ではないと思うが、日本銀行本店(1896年…
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シルクセンター~坂倉準三の建築

「シルクホテル」の名で知られた由緒ある横浜のシンボル的な建築でした。 横浜港大桟橋国際客船ターミナルを目の前にした、この建物は横浜開港100年記念事業で1959年に低層階「シルクセンター」と高層階「国際観光ホテル」の複合施設として建築家・坂倉準三の設計で竣工している。竣工当時は低層階の1~4階は博物館・事務所・店舗など、高層階の5…
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ホテル ニューグランド/内部編~渡辺仁の建築

「ホテル・ニューグランド」の重厚な内部を見てみましょう。 回転扉からエントランスホールに入ると目の前に直ぐ階段がある。果物と花をあしらった彫刻を載せたタイル張りの円柱が階段両袖にあり、タイルが張られた手摺壁には木製の手摺が取り付けられ、来客者をゆったりと優しく2階ロビーに導き迎え入れようとしている。 階段を正面を見上げる…
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ホテル ニューグランド/外部編~渡辺仁の建築

港・ヨコハマの老舗ホテルであり、戦後駐留米軍のマッカーサー元帥が拠点として滞在した建築としても有名なホテルである。 氷川丸と山下公園を目の前にして建つこの「ホテル ニューグランド」は、建築家・渡辺仁の設計により、今から80年前の1927年に竣工している。山下公園から見るホテルは何処となくセントラルパークから見るピエールやプラザに似…
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旧日本綿花横浜支店~渡辺節の建築

横浜の日本大通南端に建築家・渡辺節設計の事務所棟と倉庫からなる建築がありました。  横浜スタジアム・横浜公園から通りを挟んで1927年竣工の旧日本綿花横浜支店が建っている。戦後はそれぞれが大蔵省関東財務局と神奈川県労働基準監督局の事務所が使用していた。しかし現在は市民サポーターやアーティストの活動の場として創造界隈の拠点施設「ZA…
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不二家ビル(横浜)~A・レーモンドの建築

ペコちゃんも少し困っているかも知れません。 樹木の植えられた横浜の伊勢佐木町・イセザキモールに建つ、この建物「不二家ビル(旧レストラン不二家)」が建築家アントニン・レーモンドの設計だったと言う事を知る人は少ないと思う。ちょうど今から70年前の1937年に竣工している当時のモダンな建築である。 建物正面の2階上部を見ると、…
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ちょっと重たいなぁ~?

高層マンションの下層部分に、1934年(昭和9年)竣工した「旧東京三菱銀行横浜中央支店」は復原された。 竣工当時、横浜市本町通り界隈は金融界の中心地であり、多くの古典主義様式の銀行建築が軒を連ねた特徴有る街並みを形成していた。今もその面影を見ることが出来、横浜市から「横浜市認定歴史的建造物」として認定を受けている建築も多くある。 …
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横浜市庁舎~村野藤吾の建築

横浜・関内駅前に柱と梁を現し煉瓦タイルを充填した1959年竣工のこの庁舎がある。 コンペの最優秀案で選ばれた建築であり、「世界平和記念聖堂」、「早稲田大学文学部校舎」と同じ手法で外観デザインは構成されている。鉄筋コンクリート造の柱と梁を外壁に現し、濃淡二色の煉瓦タイルをランダムに混ぜ合わせて貼込んだ壁面、ガラス窓、バルコニーの三種…
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神奈川県立図書館・音楽堂~前川國男の建築

1993年の再開発計画を契機として戦後建築の保存問題に提起した事件があった。 ランドマークタワーを背にして紅葉坂をゆっくりと上ると、右手に建築家・前川國男設計の文化施設群の中に、1954年竣工の「神奈川県立図書館・音楽堂」が駐車場を挟んで一望できる。東傾斜の敷地の高低差を利用して、左手に図書館、右手に音楽堂がL型に外壁の表層を変え…
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横浜のランドマーク

横浜・みなとみらい地区に聳え立つ日本で一番高い建物である。 高さ296m・地下3階地上70階のオフィス・ホテルの高層棟、ショッピングモール・多目的ホール等の低層棟から構成される総延べ床面積約39万㎡の巨大な建築である。それぞれが単体の用途であっても大規模なビルになるものを1つの複合ビルにまとめ、21世紀のヨコハマみなとみらいを形成…
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「みなとみらい」の風景から見えるもの、、、。

横浜には新旧の建築が数多く点在している。そこで、横浜は歴史的建築物を評価し、認定したものに「横浜市認定歴史的建造物」とする運動を展開し、多くの建築を保存している。 海岸通り・開港資料館前の信号から、ヨコハマ・みなとみらいのシンボルであるランドマークを見る。三菱重工跡地の再開発事業の中心として296mの高さで聳え立っている。 …
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