テーマ:美術館

根津美術館~隈研吾の建築

東京メトロ千代田線と銀座線・半蔵門線が交錯する表参道駅から表参道を背にして南青山4丁目交差点を目指し「プラダ」、「フロムファーストビル」、「コレツィオーネ」を右手に通り過ぎ徒歩7~8分程で南青山の「根津美術館」に辿り着く。 南青山4丁目交差点から3年半の工期を経て2009年10月に開館した瓦葺き切妻屋根の「根津美術館」が見える…
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横須賀美術館~山本理顕の建築

国道16号線の海岸線を観音崎方向へ車を走らせると正面に観音崎灯台が見えてくる。 「横須賀美術館」は東京湾の海と灯台に気を取られていると見過してしまいそうな場所にボリュームを抑える為、建物の半分を地下に埋め込み建っていた。眼前に海、背後に観音崎公園の緑を抱えた地下2階地上2階建ての美術館である。 北側の海(東京湾)に向けて…
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ロダンの彫刻~国立西洋美術館

世界的に人気のある彫刻家・ロダンの作品群は数多く鋳造され世界中に点在している。 上野の国立西洋美術館(2007.06.11のブログ紹介)には、本家フランス・パリの「ロダン美術館」にも匹敵する総計58点の彫刻コレクションが所蔵されている。東京のロダン美術館と言われる西美の前庭に展示された3点を紹介しよう。 上野駅公園口から東京…
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国立西洋美術館開館五十周年と芸術新潮

国立西洋美術館が今年開館50周年を迎える。 上野の森に建つ日本唯一のル・コルビュジェ基本設計による国立西洋美術館が完成開館から今年50年を迎える。前回のブログで紹介したように、これを記念して「ルーヴル美術館展~17世紀ヨーロッパ絵画」が2月28日から6月14日の期間に開催される。開館5年目の1964年東京オリンピック開催年の4月に…
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ガラスのピラミッド・ルーヴル美術館~フランスの旅

ヨーロッパで最も古い美術館として、また世界最大級の1つに数えられる国立美術館(1793年開館)である。  この建築物が建つセーヌ河岸は1991年に世界遺産の文化遺産に包括登録されている。ルーヴル美術館には30数万点を超える充実したコレクションが管理され運営・展示されており、世界中から年間およそ580万人を超える来館者が訪れている。…
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東京都美術館~前川國男の建築

上野の森には「東京文化会館」の他にも前川建築が存在する。 これは「東京都美術館」(1975年竣工)の広々としたメインエントランスであるが、どう言う訳か余りここからの来館者は少ないのである。脇の裏口ではないがサブエントランスからの階段を使った方が上野駅方面からの流れが自然なのかも知れない。 この正面右側にサブエントランスが…
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シャガール美術館~ニース

ニース駅から歩ける距離に、この美術館はある。 日本でも人気のあるマルク・シャガールの夢の世界に入り、浸ることが出来る場所である。名称の通り、この美術館は世界でも数少ないピカソ美術館、ロダン美術館、この地にあるマティス美術館など画家単独の美術館である。 丘の中腹にある木々に囲まれた広々とした庭園内の敷地に外壁が石積みされた…
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ルネ・ラリック~アール・ヌーボー

箱根・仙石原にフランスを代表する装飾美術工芸家・ルネ・ラリックの作品を展示する美術館がある。 ルネ・ラリック(1860~1945)の作品をこれだけの規模で歴史を追うように展示されている美術館は他にないだろう。美術館収蔵作品約1500点の中から厳選された作品を通して、アール・ヌーヴォーからアール・デコへと渡る宝飾細工やガラス工芸から…
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東京国立博物館~渡辺仁の建築

500年の時を超え「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を迎え入れている。 この「旧東京帝室博物館(現・東京国立博物館)」は、70年の歴史を刻んでいる和洋折衷の帝冠様式建築である。1930年に一般公募された「東京帝室博物館懸賞設計」の応募案273案に中から渡辺仁が最優秀案を取り、実施され1937年11月に上野公園に完成した建築物である。有名…
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国立西洋美術館~ル・コルビュジェ

ル・コルビュジェが基本設計をした唯一の国内作品である。 上野駅から徒歩5分ぐらいの上野公園内の文化施設が点在する中に、ル・コルビュジェによる実施作品としては最初の美術館「国立西洋美術館」がある。実施設計及び監理は直弟子3人(前川國男・坂倉準三・吉阪隆正)たちにより行われている。「無限に成長する美術館」の構想に基づき、二層分の吹抜け…
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大和文華館~吉田五十八の建築

晴天から一気に上空を雷雲が到来して、強い雨が降り始めてしまった。 奈良の「大和文華館」を初めて訪れたが、生憎の悪天候に見舞われこんな写真しか取ることが出来なかった。この建築は日本の伝統を生かし西欧の近代を取り込むことで、日本的意匠である数奇屋を近代化した「新興数奇屋」を考案し、その後の和風建築に大きな影響を与え続けてきた建築家・吉…
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プラド美術館~スペインの旅

スペイン・マドリードにある、世界三大?四大?美術館のうちの1つである。 1479年にスペインを統一したカスティーリャの女王イザベラがフランドル絵画を愛したことに始まり、歴代のスペイン王家が15世紀以来、収集して来たコレクションを展示する国立美術館である。館内展示数約1000点、所蔵点数8000点(数は曖昧な部分が多い?)以上、その…
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マティス美術館~ニース

本館及び周辺環境に配慮して、新館美術館はRC造の曲面壁により地下まで導かれている。 ニース周辺には多くの美術館が点在しているが、このマティス美術館の近くにもシャガール美術館がある。ホテル・ネグレスコの道路を挟んだ向かいにはマセナ美術館があり、毎日美術館巡りをしても廻り切れないほどの数である。このマティス美術館はニース駅上方のローマ…
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ポンピドーセンター2~レンゾ・ピアノの建築

ポンピドー・センターの内部天井(塞ぐ仕上げ)は殆どが仕上げがありません? 仕上げられていない場所が多いのは確かである。竣工時、内外観の特徴的な建築を見て「完成はいつ頃ですか?」と質問を受けたと言われているほど、30年前の衝撃は分かるような気がする。しかし、今では同じようなスケルトンな建築を見ても誰もそう感じる人は少ないだろう。最近…
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陶板名画の庭~安藤忠雄の建築

京都駅から地下鉄烏丸線に乗り北山駅で下車して、地上に出ると直ぐの場所に建築家・安藤忠雄設計の建築がある。 京都市左京区の北山通り沿いの緑豊かな植物園に隣接する地に、陶板画の展示施設として「京都府立陶板名画の庭」が鉄筋コンクリート造地上1階、地下2階の規模で建っている。地上部分にはチケット売場とショップを配置し、それ以外は姿を隠し、…
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バルセロナのミロ美術館-1

画家ジョアン・ミロからの寄贈を受け、作品の展示・研究をするための施設としてモンジュイックの丘にこの美術館はある。 美術館の設計はミロの親友であり、「マーグ財団美術館」を設計した建築家ホセ・ルイ・セルトである。バルセロナ・オリンピックのメインスタジアムやミースのバルセロナ・パビリオンが近くにある風光明媚な場所に建っている。 …
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目で合図?~ジョルジュ・ド・ラトゥール「光と闇の世界」

2年前の2005年3月から5月にかけて国立西洋美術館にて「ジョルジュ・ド・ラトゥールー光と闇の世界ー」が開催された。 この絵はパリ・ルーブル美術館所蔵の「ダイヤのエースを持ついかさま師」である。 まるで合図をしているかのような鋭い視線で、中央のトランプを持つ女性が左端のいかさま師の男性に次に出すカードを要求しているようである。右…
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螺旋階段を登っていくと?~バチカン美術館

城壁に囲まれた石門を潜り薄暗い入口を入るとトップライトからの光が降り注いでいた。 サン・ピエトロ広場から城壁を左手に歩いていくとバチカン美術館の入口に辿り着く。日曜、祝日は休館であるが、毎月末最後の日曜日は無料開放日になっており、見学者が列を長くして入場を待ち望んでいた。門の上には人物の彫刻が飾られ、その下に「MVSEI VATI…
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安曇野ちひろ美術館~内藤廣の建築

長野県安曇野の広大な敷地の中に、山並みの稜線に合わせる様にこの美術館は建っている。 この「安曇野ちひろ美術館」は東京都練馬にある「ちひろ美術館」の姉妹館である。岩崎ちひろに縁のあるこの地に、美術館を建てることになり財団が企画した自主コンペにより建築家・内藤廣(現・東京大学工学部教授)が担当することになったのである。 車を…
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神奈川県立近代美術館~坂倉準三の建築

一年を通して観光客で賑わう古都鎌倉に1952年完成の美術館がある。 周辺の喧騒から離れ、森に囲まれて静かに「神奈川県立近代美術館」は佇んでいる。設計はル・コルビュジェのアトリエに日本人で一番長く働いていた建築家・坂倉準三である。1937年のパリ万博の日本館のデザインから時を経て、新しい工法・材料を使用して日本の伝統美を近代化させた…
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ポンピドー・センター1~レンゾ・ピアノの建築

今ではハイテク建築と言う言葉は死語になってしまった感がある。今から30年前の1977年に完成した建物は、当時、最先端のハイテク建築だったと思われていたのだが、、、。 1971年の国際コンペで681案の中から選ばれた「ポンピドー・センター」はパリ中心部・マレ地区に1977年に完成した美術館を兼ねた複合文化施設である。長さ166mx幅…
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原村歴史民族資料館(八ヶ岳美術館)~村野藤吾の建築

八ヶ岳山麓・唐松林の中に半円形屋根の重なったこじんまりとした美術館がある。 建築家・村野藤吾が設計した「八ヶ岳美術館(原村歴史民族資料館)」である。彫刻家・清水多喜示が作品を出身地・原村に寄贈したことで、その展示を目的に計画された美術館である。建物は外壁をセメントブロックを素地で仕上げ、防水処理を施したプレキャストコンクリートの半…
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奈良国立博物館

東大寺、興福寺、春日大社などが点在する奈良公園内の北端に、1894年(明治27年)に完成した建築である。吉村順三設計の陳列館本館も平行して建っている。 宮廷建築家として活躍した工部大学校造家学科一期生・片山東熊の作品である。当時の学士はかなりの希少価値であり、工部大学校の卒業生は卒業後一定期間を中央官庁で勤めることが義務付けられて…
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マーグ財団美術館~フランスの旅

 ニースからバスに乗りヴァンスまで行き、ロザリオ礼拝堂を見学した帰りにサン・ポールで降りた。 ピカソ、ミロ、ブラック、モディリアニ、ボナールなど,多くの芸術家たちに愛された場所「サン・ポール」の広大な緑豊かな敷地にル・コルビュジェの弟子だったスペイン人建築家ホセ・ルイ・セルト設計による「マーグ財団美術館」がある。画像が余り良くない…
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赤い痕跡~見に行くことの大切さ

 昨年来より建築界を揺るがした耐震偽装問題が終息しそうな頃に、またもや新たな物件が発覚してテレビや新聞紙上を騒がしている。 現場から「筋交いが納まらない」と連絡を受けて構造設計者は「入れなくて良い」と回答したり、積載荷重を基準法上の半分にして構造計算したり、建築を利用する人間のことなど何も考えていないのだろうか?現場を見たら危ない…
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ポーラ美術館~日建設計の建築

箱根・仙石原の豊かな自然の木々に囲まれ、国立公園内の厳しい規制の中で高さを抑えて埋没するかのように「ポーラ美術館」は建っていた。 駐車場からヒメシャラ街道と言われる森の中を通りアプローチへ向かう。森の中にブリッジと美術館の屋根が見えるが、エッジが気になるところ、、、。 アプローチ正面へ続く森の中のブリッジは美術館の2階レ…
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