木と建築への旅〜高橋正勝のブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS マーグ財団美術館〜フランスの旅

<<   作成日時 : 2007/02/01 23:01   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

 ニースからバスに乗りヴァンスまで行き、ロザリオ礼拝堂を見学した帰りにサン・ポールで降りた。

ピカソ、ミロ、ブラック、モディリアニ、ボナールなど,多くの芸術家たちに愛された場所「サン・ポール」の広大な緑豊かな敷地にル・コルビュジェの弟子だったスペイン人建築家ホセ・ルイ・セルト設計による「マーグ財団美術館」がある。画像が余り良くないので、ご勘弁ください。

画像

ホセ・ルイ・セルト(1902〜1983)はバルセロナ生まれ。パリに出てル・コルビュジェのアトリエに入り影響を受け、その後アメリカのハーバード大学で教鞭をとり、建築家・槙文彦も彼のスタジオで学んだ一人でもある。美術館はコンクリート打放しの上に白塗装と煉瓦タイル張りで仕上げられており、どこかパリ西部にあるジャウル邸に似た表情で建物を特徴付けている。

画像

中庭にはジャコメッティの彫刻・人体像たちが集まっている。彼が少年期に過ごしたスイスの小村スタンパはイタリア国境に近く、南面に険しく切り立つアルプスに囲まれ、その稜線は鋸の歯のようで何故かジャコメッティの彫刻作品を想像してしまう。下の映像のような動物像も微妙な配置で設置してある。

画像

美術館には中庭が何箇所かあり、この庭は水の庭になっており、底にはブラックのモザイクタイルが敷き詰められていた。共通の友人だったミロがマーグ夫妻の美術館計画をホセ・ルイ・セルトに紹介したらしい。バルセロナにあるミロ美術館もホセ・ルイ・セルトの設計だった。

画像

画像

これはル・コルビュジェの建築言語の1つ「カーゴイユ」であり、雨落としを「象の鼻」と呼んでいた。この他にも建築言語が散りばめられている。

画像

内部はヴォールト天井になっており、照明を上向きに反射させて軟らかな光で室内を照らしている。コルビュジェのヴォールト天井を再現しているようである。

広大な敷地には緑豊かな木々の中に彫刻やオブジェなどの作品が点在している。この美術館の理想とする、自然と美術の融合に共感した芸術家たちにより創り上げられた空間は美術を見る場としての喜びに満ち溢れていた。

人気ブログランキングへ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
マーグ財団美術館〜フランスの旅 木と建築への旅〜高橋正勝のブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる